5月なのに真夏日!?急な暑さに要注意!~熱中症対策は今すぐ始めよう~
5月なのに真夏日!?急な暑さに要注意!~熱中症対策は今すぐ始めよう
5月も半ばを過ぎ、本来なら過ごしやすい季節のはずが、今年は早くも真夏のような暑さに見舞われる日が増えてきましたね。急な気温上昇は体への負担が大きく、特に注意が必要なのが「熱中症」です。
体がまだ暑さに慣れていないこの時期は、夏本番よりも熱中症になるリスクが高いと言われています。今回は、急な暑さに負けないための注意点と、今日からできる熱中症対策についてお伝えします。
なぜこの時期の熱中症は危険なの?
私たちの体は、少しずつ気温が上がるのに合わせて、汗をかいて体温を調節する「暑熱順化」という機能が備わっています。しかし、まだ体が暑さに慣れていない5月に急に気温が上がると、この順化が間に合わず、体温調節がうまくできなくなってしまいます。
「まだ5月だから大丈夫」と油断していると、知らず知らずのうちに熱中症の症状が進んでしまうことがあります。
今すぐできる!熱中症対策チェックリスト
熱中症は、予防が何よりも大切です。今日からできる対策をしっかり行いましょう。
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こまめな水分補給を!
喉が渇く前に、意識的に水分を摂りましょう。汗をたくさんかいた時は、スポーツドリンクや経口補水液などで塩分も補給するのが効果的です。水筒を持ち歩く習慣をつけるのも良いですね。
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暑さを避ける工夫を!
日中の暑い時間帯(10時~14時頃)の外出はできるだけ避け、室内で過ごすようにしましょう。外出する際は、日傘や帽子を活用し、日陰を選んで歩くなど、直射日光を避ける工夫を。
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服装を工夫しよう!
吸湿性や速乾性に優れた素材の服を選び、風通しの良いゆったりとした服装を心がけましょう。色も、熱を吸収しにくい白っぽいものがおすすめです。
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エアコン・扇風機を上手に活用!
我慢せずに、エアコンや扇風機を使って室温を適切に保ちましょう。特に就寝中は、寝苦しさから体力が消耗しやすいため、タイマーなどを活用して快適な環境を整えることが大切です。
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バランスの取れた食事と十分な睡眠を!
体が暑さに対応するためには、十分なエネルギーが必要です。栄養バランスの取れた食事をしっかり摂り、睡眠時間を確保して体を休ませましょう。体調が悪い時は無理をしないことが一番です。
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外出時の持ち物を再確認!
急な暑さに備えて、携帯扇風機や冷却グッズ、冷たい飲み物を持ち歩く習慣をつけましょう。
熱中症のサインを見逃さないで!
めまい、立ちくらみ、頭痛、吐き気、体がだるい、筋肉のけいれん、大量の汗をかく、意識がもうろうとするなどの症状は、熱中症のサインかもしれません。
もし自分や周りの人にこのような症状が見られたら、すぐに涼しい場所に移動し、衣服を緩めて体を冷やし、水分・塩分を補給してください。症状が改善しない場合は、迷わず医療機関を受診しましょう。
まとめ
まだ5月ですが、本格的な夏の暑さに向けた準備はもう始まっています。
「まだ大丈夫」という油断は禁物です。今日からできる熱中症対策を実践し、急な暑さに負けずに元気に過ごしましょう!
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