日本矯正歯科学会からアライナー矯正(マウスピース矯正)に対する考え方が公表されています
こんにちは。 TX研究学園駅前徒歩1分 一般歯科・矯正歯科・小児歯科・小児矯正 研究学園歯科です。 最近みかける格安マウスピース矯正などについて 日本矯正歯科学会からポジションペーパーが公表されていますので マウスピース矯正について興味がある方はご一読されることをおすすめします。 下記にも書かれていますが 誤った歯の移動をリカバリーする場合はかなりの難易度になるケースがあります。 歯科医師が直接診察する(当たり前ですが) 日本矯正歯科学会矯正認定医以上が在籍している(専門的に矯正歯科を学んでいる歯科医師が在籍している) マウスピースで動かなかった場合ワイヤー矯正でリカバリできるか? そのマウスピース型矯正装置は歯科技工士がつくっているか? などを確認し矯正歯科を選ぶ基準にすることをおすすめします。 以下引用です https://www.jos.gr.jp/4348 公益社団法人 日本矯正歯科学会 昨今、マウスピース型矯正装置を用いた矯正歯科治療、いわゆるアライナー矯正(アライナー型矯正装置を用いた矯正治療)を行う歯科医院や業者が乱立しており、このようなアライナー矯正に対する患者様からの問い合わせが多発しております。現在、本邦において問題となるアライナー矯正には大きく分けて2つの種類があります。1つは、技工物としての体裁を整えているが、適切な診察、検査、分析、診断、治療経過の確認が行われていないアライナー矯正、もう1つは、医療機器ではない雑品(注1)を用いたアライナー矯正です。このようなアライナー矯正にはそれぞれ以下の問題点があります。 1)技工物としての体裁を整えているが、適切な診察、検査、分析、診断、治療経過の確認が行われていないアライナー矯正について 大手運送業者と提携し、アライナーを直接患者様に配送して、矯正歯科医(矯正歯科に関わる専門的研修を修了している歯科医師)による適切な診察、検査、分析、診断、治療経過の確認を疎かに行ったアライナー矯正は、予期せぬ大きな問題を引き起こす可能性があり歯科医学的観点から非常に危険です。 2)雑品を用いたアライナー矯正について 医療機器として認められていない機器で作製されたアライナー(雑品)を用いて歯の移動を行っている歯科医院が多く存在します。医療機器として認められていない機器で作製されたアライナー(雑品)による歯の